1.思考のプロセス

majyonohondana 思考の方法と行動

私が日頃、どのような感じで思考活動をしているか、どんな点に注意しているかなど、思いつくままに書いてみようかと思いました。

私は物事を考えるときにはまづ「客観性」を重視します。つまり、自分の主観をいれずに「事実を正確に捉える」という点に全神経を集中させます。

そして、物事が正確に把握できたら、次に自分がどう感じるかをできるだけ簡単な言葉で表してみようとします。例えば「素晴らしい」「好き」「嫌い」「理解できるけど賛成できない」「まずい」などという感じです。

その上で自分がそれをどう評価するかを考えます。評価の仕方は判断する対象によって当然変わりますが、ようするにプラスかマイナスか、受けいれるか、受けいれないか、というような出来るだけ単純な形になるまで絞り込みます。それによって自分にとってのバランスを取る基礎ができます。

そして、それに対して自分がどういう行動を起こすべきかを考えます。例えば「すぐ手を打とう」「様子を見よう」「関わらないようにしよう」「誰それに教えよう」「これを元にものを書こう」などという感じです。

その時に大事なのは「目的」や「目標」をはっきりさせることです。つまり、その物事に対してどういう目的を持つか、ということです。それによって具体的なリアクションが決定されるからです。

まとめると、

何かの物事が目の前に来る
→まづ客観的に「事実を正確に捉える」
→自分がどう感じるかをできるだけ簡単な言葉で表す
→自分なりの評価をする
→どうすべきかを考える
 ・「目的」や「目標」をはっきりさせる
 ・それによってリアクションが決定される
→具体的な行動の決定

という感じになります。
これが私の考え方のスタンダードなプロセスです。
これが良いか悪いか、効率的か否か、色々と評価をすることができますが、あまり自分以外の人の考え方のプロセスを聞くことはないと思ったので書いてみました。

(初出:橘青洲ブログ 2007.8.22 改訂2021.6.10)

2.頭の中のバランスへ

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