Oriental Wiccaについて

Tradition of the Oriental Wicca
「Witchcraft」はもちろん「西洋の伝統」に基づくものですが、そこで語られる叡智や示される技術等はある程度万国共通のものだと言えるでしょう。

しかし、そうとはいっても、それを日本のような東洋で実践しようとするとかなりの物理的なことから始まった無理が生じることも事実です。私たちは「東洋の中の西洋」と言われる日本で活動している、ということから眼をそむけるのではなく、むしろ、それを利点として、東洋で無理なく「Witchcraft」を実践できるように、それと同時にWitchcraftという信仰の教える叡智に東洋の叡智を結びつけることによって、さらに素晴らしいものにしたいと考えています。

Oriental Wiccaは、伝統的Witchcraftのイニシエーションを受けた橘青洲によって、師より受け継いだ自分の流派の伝統を捨てることなく、新たに1991年に設立されました。そしてその活動も2021年に30年を越えました。(30周年のご挨拶と30年の歩みなどについてはこちら)

橘が受け継いだ流派は「名もないホームトラディッション」の一つでかなり独特な伝統を持っていました。それを2000年代に改めて細かく見直し、日本で実践しやすい形に組み直し、現在の形にまとめ直しました。これは橘がその師より言われた「いづれは貴方の手によってこの地(日本)での伝統を創りなさい」との言葉に従い、受け継いだ伝統に現実に則したものを継ぎ足す形でくみ上げたものです。

また、2012年から何人かの人たちにご協力いただきながら魔女のイニシエイションを受ける前の準備教育や、魔女になる気はないけれども魔女的な生活や魔女の知識などをいかした生活をしたい人たちのためのシステム作りもしています。このように、亀の歩みではありますがOriental Wiccaは少しづつ日々前に進んでいます。

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