キャンドルスタンド(Candle stand)

用語集

キャンドルを立てるための必需品です。最近では売っているところがどんどんと減っていて、売っていても高いものが増えてきてしまっています。やはり一般的な需要が減ってきているのとLEDキャンドルの普及で実際のキャンドルには使えないプラスチック製のキャンドルスタンドが急増しているからでしょう。

しかし、魔女にとってこれは必要不可欠なものです。魔女が儀式にLEDキャンドルというわけにはいきません。そもそもキャンドルは火の象徴、LEDは地(もしくは解釈によっては水)に属すものでそもそも代用品として成り立たないからです。

さて、キャンドルスタンドにはティーキャンドル用のもの、テーパーキャンドル用、大きなイメージキャンドル用があります。ティーキャンドル用のものはデザインにこだわらなければ100円ショップなどで簡単に手に入ります。大きなイメージキャンドル用にはガラス製や陶器製の灰皿を代用するのが現実的です。一番問題になるのがもっともポピュラーなテーパーキャンドル用です。これは高いものを買うか、あるいはティーキャンドル用のものにロウを大目に垂らしてしっかり固定する、というような使い方が一番簡単な方法でしょう。しかし、実践を続けているうちにやはり祭壇用としてはきちんとしたデザインのものが欲しくなってきます。これは時間をかけてじっくり探すのがよいです。

また、テーパーキャンドル用のキャンドルスタンドを使うときの注意点ですが、キャンドルの太さが合わない時は細ければアルミホイルなどを巻いて、太すぎる場合はロウを削って調整します。それから以外と知られていないのが「キャンドルをどこまで燃やすか?」です。テーパーキャンドルの場合残り2㎝、短くても残り1㎝は残して終わりとします。ぎりぎりまで燃やすものではありません。キャンドルを日常生活で使うことがなくなった現代ではこの辺りの事をきちんと書いてあるものを目にすることが少ないのでぜひ憶えておいていただきたいと思います。

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