祭壇にかけるテーブルクロスのことです。儀式やスペルの目的によって白、赤、青、緑、黒、紫、オレンジなど色を変えます。一般的には白や黒などがわりあい何の目的にも使える場合が多いので祭壇を常設している場合は黒や白のオルタークロスを書けていることが多いようです。
また、屋外での儀式の時には折り畳みのテーブルや大きめの木の切り株、平らな石などにこれを掛ければ祭壇となります。
結局きれいで平らな所にオルタークロスを掛ければどこでも祭壇になるのですから、ある意味、祭壇の本質はオルタークロスにあるといえなくもありません。オルタークロスを掛けることで、その場が「特別な場所」になり、例えばただの平たい石が祭壇に一瞬で変化する。これはある意味凄い魔法だといえます。