魔女になるにはまづ知識たくさん身につけることですか?(魔女へのガイダンス4)

majyonitsuite 魔女になるには

(ガイダンスシリーズになっています。いきなりこのページに喜多方はできれば 魔女志願者が気をつけることは何ですか? (魔女へのガイダンス1)から お読みください。 )この質問は初心者に一番多いものではないかと思います。ともかく知識を身につけることに最初は必死になる人が多いのではないでしょうか。それはとてもよく分かるのですが、その方法が問題になってきます。

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ここで大切なのは「行動することの大切さ」ということです。

魔女になりたい、というだけでまだ何もわかっていない人は、どこに何を聞けばいいのか迷うのではないでしょうか。例えば、私も初心者のころ、そこでずいぶん躓きました。

数学の問題を解くときに
①考えてから書く
②考えながら書く

という2つのパターンがありますが、数学は②の「考えながら書く」という習慣がついていなければ難しい問題は解けません。事実数学が苦手も学生と旧帝大の理系に進むような数学が得意な学生を長年見ているとこの習慣の有無が歴然としています。

それと同じで、魔女になりたいと思ったら積極的に行動しなければ結局知識だけの頭でっかちになってしまって、いつまでも「魔女志願者」を続けることになります。これは数学が知識ばかりあっても練習をしたり、知識の使い方を会得しないと問題には手も足も出ないのととても似ています。

私がまだ初心者だった頃、色々な本の後ろに出ている連絡先や出版社の住所をあてに著者に手紙を送ったり、それこそ「どこかに学ぶチャンスはないか? 」と必死に考えていました。そして、運よくその著者が会ってくれそうなら、新幹線片道4時間という距離でも喜んで、それこそ万難を排して訪ねたりもしました。

私などもそうですが、このような訪問を受けると本来ならばイニシエイションを授けた後でなければ教えることのできないことでも、何とかさわりだけでも秘密の誓いを破ることなく教えられないか、などと考えてしまったりもします。それだけ「実際に行動するということは人の心を動かす」のです。

こうした「実際に行動する」ということはとても大切です。
最近はインターネットなどで手軽に質問したりする機会が増えています。しかし、それでもリアクションに躊躇して、やめてしまう人が多いようです。これではどうしようもありません。

また、せっかく実際に経験できる機会があっても、遠いから、とか色々な言い訳を自分にして、「仕方なかった」ことにして、行動しないことを正当化してしまう人も多く見かけます。

私が以前、実際にお会いしてならば儀式への参加や、いろいろなことをお教えできます、ということをサイトに載せたとき、「オンラインやネット上だけで何とか教えてください」「遠くて行くのは無理なんですが何とかしてください」というメールを大量に頂きました。一応丁寧に返信させていただきましたが、正直「この人はこのままだと永遠の志願者だな」と思いました。

でも、中には「どうしてオンラインじゃダメなのですか」「どうしてネットだけというのがダメなんですか」などと、さらに送ってこられた方もそれなりの数いらっしゃいました。もちろん丁寧にいかに無理かというお話を書いて返信させていただきましたが、正直言えば、「動くこともせずに自分の都合だけを優先して、それに合わせないのが悪いと思うような奴に学ぶ資格すらない」と思ったのが本音です。ちなみにこの事については解決策も含めてこちらを参照してみてください。

でも、メールを送ってこられるだけずっとよいと思い、一生懸命返信しました。情報を見ても「あ、自分には遠いから無理」「忙しいときだから無理」と思ってメールを出すことすらしなかった人よりはずっとチャンスも見込みもあると思うからです。

事実、メールのやり取りをしながら、何とか実際の行動に結びつけた方もいらっしゃいますし、そういう人のためにこっちが努力をすることは面倒どころか喜びだからです。

自分が動かないことを正当化してはいけません。
自分が動いてこそ自分が変わるのです。

これは魔女に限らず芸事でも、学問でも同じです。
まづ、行動しましょう。
与えられるのを待っているだけでは駄目なのです。

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