骸骨の頭部の形をしたキャンドルで、赤、黒、紫、緑がスペル用としてはポピュラーです。このイメージキャンドルもヴゥードゥーもしくはフードゥーから魔女の世界に流入したと言われています。
赤は恋愛系のスペルに、黒は呪いなどのネガティブな目的に、紫は人を支配する目的、緑はマネー系などのスペルに用いられます。
恋愛系やネガティブな目的、マネー系スペルでの使用法はイメージしやすいと思いますが、特徴的なのは紫のスカルキャンドルのスペルの実例でしょう。人を支配するといっても必づしもネガティブなものばかりとは言えません。
紫のスカルキャンドルを用いた実例を幾つかあげてみます。
離婚問題で相手が頑として離婚を認めず法外な慰謝料などを提示してきた例がありました。2年半ほどこじれにこじれて、裁判所での調停も不調でなかなか前進しませんでした。そのような状況でこの紫のスカルキャンドルのスペルを使った例があります。この人の場合、連日紫のスカルキャンドルを一定時間灯すというスペルを初めて5日後にいきなり相手方から離婚を受けいれる連絡が届き、慰謝料も相場以下の金額を自分から提示してきました。そして、その3日後には離婚が成立しました。
他の例では大学で問題を起こし、本人も自分に日が全面的にある事を認めていて、あとは退学処分を待つだけ、という人がいました。その人の場合もこの紫のスカルキャンドルでスペルを行ったところ、1週間後の退学処分決定告知日の前日の夕方に大学から連絡があり「本人が非常に真摯に反省していることが認められたので」という理由で半年間の停学処分に急転直下変更になったという例もありました。
こうした使い方ができるイメージキャンドルは他にはなかなかありません。形の独特さも人目を引きますが、使用するスペルと効果という意味でも非常に興味深いキャンドルです。
