アミュレット(Amulet)

用語集

護符の一つです。もともとは「魔よけのお守り」の意味です。語源はラテン語で「保護、加護」を意味する「Amuletum(アムレートゥム)」から来ています。アミュレットの歴史は古く、古代ローマ時代や古代エジプト時代にはそれぞれの文明に魔を打ち払い持ち主を守るお守りとして、装飾品の形をとって数多く残されていて、さまざまなアミュレットが遺跡の中から出土されています。

 

アミュレットは基本的に病気や不運、その他の悪いものから身を守る為に使われます。そう考えるとアミュレットは「純粋な護符」、つまりそれを身につける人を守る護符といえます。魔女が良く身につけているペンタグラムなどもアミュレットの1つです。日本のお守りの例でいえば「家内安全」や「疫病除け」のお守りなどがアミュレットです。

簡単にまとめれば、アミュレットは「魔除け」をはじめとする「持ち主を悪い事から守る」ことを目的とした護符である、といえます。

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