サバト(Sabbat)

用語集

サバトは黄道(星座の中の太陽の通り道)を8等分した点を太陽が通過する点を祝う祝祭です。この1年を8等分したものを象徴する絵等を「ホイールオブザイヤー(Wheel of the Year)」と呼びます。

サバトは8回あり、さらにそれは大サバト小サバトの二種類に分けることができます。大サバトはイモルグ、ベルテイン、ルーナサー、ソーウィン、小サバトは春分と秋分、夏至と冬至です。小サバトの方は日照時間に合わせて決められるものなので年によって若干のずれがあります。

サバトの考え方で大切なのは、サバトというものが「その日がきたことを祝う祝祭」ということです。ですから、日本のクリスマスなどのように「事前に祝うのは間違い」なのです。儀式を行う場合は必づ「その日以降」でなければまったく無意味なのです。それはちょうど「お正月を12月中に祝うようなもの」なのです。

たとえば、ソーウィン(ハロウィン)なら、10月31日夜以降に祝うべきで、日本の商業施設の飾りつけのように9月くらいから飾りつけて11月1日には全部取り去る、というのは「明確な間違い」なのです。これはどのサバトについてもいえることなので要注意です。なので、仮にサバトの日がウィークデイで時間的にきちんと祝うことができないならば、その日は簡単なお祈りをしておくに留め、その日が過ぎてから一番近い土日などにきちんとお祝いするのがよいでしょう。

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