ホワイトハンドルドナイフ(White-handled knife)

用語集

  魔女の使う白い柄のナイフのことです。片刃のナイフですが、刃の作りは両刃です。これは剣でいえば片刃で、包丁でいえば両刃、ということです。両刃なので刃が薄めになりますが、結構色々なものを切るので、両刃でも頑丈な作りの刃のものを用意しましょう。使っている最中に刃が欠けたりすると大怪我のもとにもなるので、これは安物で済ましてしまうことなく、刃物の専門店で気に入ったものを探すのが良いと思います。あとは登山用のしっかりしたナイフで柄の白いものを用意するのも良い方法です。

登山ナイフといっても色々な形があります。その中でもシースナイフと呼ばれる形のものは結構素人でも扱いやすいものです。この辺りを参考に探してみるのもよいでょしう。登山ナイフなどで良いものがあっても必づしも白い柄のものがあるとは限りません。白くない場合は持ち手が木でできているものを選びます。そして、きのニスなどを紙やすりなどで落とします。その上で白い革を1.5㎝幅くらいに切って、巻きつけて白い柄にしましょう。木の柄に膠(にかわ)を塗り、巻きつけていくとしっかりとくっつきます。そして膠で接着した場合、化学合成のボンドと違って木も革も呼吸ができるので使っていく打ちにどんどんと味のある風合いになっていきます。

最後にホワイトハンドルドナイフの選び方をまとめておきます。

☆White-handled knifeの選び方
1.柄が白いこと(絶対条件)
白くなければ木製の柄のものを選んで白い柄にすること。この時に使う塗料は天然成分で作られた塗料を使うようにしましょう。あるいは白い革を巻いて白い柄にするのもよいでしょう。革の白い染料は柄を白くする目的と効果に問題を起こすことがありません。

2.柄が滑りにくいこと。
これはとても重要です。滑りやすいと大怪我の下になります。

3.刃が両刃でしっかりとした頑丈なもの。
作業の途中で刃が欠けるようなことがあったら大変危険です。具体的に選び始める前にキャンプ用品店などで登山ナイフを見学してから選び始めると良いと思います。

4.刃渡りが長すぎないこと
大体10㎝前後までの刃渡りのものが使いやすいです。

5.必づ自分の手にとって選ぶこと
最近ではネット通販が普通になっていますがこのホワイトハンドルドナイフは必づ専門店で自分の手で取って選んで買うようにしましょう。ホワイトハンドルドナイフは魔女が実践をしていくに当たって、非常に重要な道具です。これを自分の手と目で選ぶ、もっといえば持ってみてシンパシーを感じるものを選ぶ、というのはとても大切なことです。これは通販ではできません。もちろん、自分にあったものをオーダーメイドする場合などはこの限りではありませんが。

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