護符の一種でアミュレットのような魔除けの目的やチャームのように幸運を引き寄せたり、持っている人の能力を引き出したり等多様な目的で使われます。
タリスマンはフランス語の「talisman」、アラビア語の「tilasm」、古代ギリシャ語の動詞ギリシャ語の動詞「teleo(遂行すること。発効させること)」の派生語「telesma」などを語源としています。
もともと魔除けや幸運を呼び込むとされている物を護符にすることが多いアミュレット、チャームなどに対して、古代から神聖とされている形などの象徴や占星術的な意味を持たせた図形、魔術的図形などをかたどったものを作って、それに護符としての効力を持たせたもの、という人間の意志や考えに基づいてデザインされているところが大きな違いです。
簡単に言えば、タリスマンはアミュレットやチャームのように目的で分けられている物ではなく、作り方が違うもの、ということになります。