トリプルガデス(Triple Goddess)

用語集

女神は「少女」「母親」および「老婆」の3つの相(姿)を持っていると考えられています。これを「女神の三相」もしくは「三重の女神」(Triple Goddess)と呼びます。そしてこの女神の相は各々月相に対応しています。

1つ目の相は「メイデン(maiden:乙女)」です。これは「少女の相」です。この相を象徴しているのは「満ちて行く月」で、生命の若さ、生命の継続、自己充足、春などを象徴しています。またこの相の女神を表現する色は白、ピンク、黄色、パステルカラーなどです。

2つ目の相は「マザー(mother:母)」です。この相の象徴は満月で、養育、出産、豊穣、熟成、生命の誕生、夏などを象徴します。彼女を表現する色は血液の色の赤、および生命力と肥沃さを表現する緑色です。

3つ目の相は「クローン(crone:老婆)」です。この相の象徴は「欠けてゆくの月」です。死と再生、叡智、イニシエーション、神秘、冬、夜、閉経などを象徴します。彼女の色は黒く暗い紫あるいは灰色です。

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